こんにちは、15韓国語の編集長で韓国語ネイティブの『ナ先生』です。
韓国ドラマやK-POPを見ていると、「お母さん」を呼ぶ場面がたくさん登場します。韓国語の中でも「母親」を呼ぶ表現は豊富で、それぞれのシチュエーションによって上手に使い分ける必要があります。
ここでは、韓国語で「お母さん」を表す言葉や、家族の呼び方もあわせてご紹介していきます。
1.「お母さん」を表す韓国語の基本
「엄마(オンマ)」:親しい呼び方
もっとも一般的に使われるのが「엄마」です。
これは、日本語の「お母さん」に相当し、子供から大人までが日常的に呼ぶ、親しみを込めた呼び方です。自分の母親をカジュアルに呼ぶときや、家族の間での会話などでよく使われます。
「어머니(オモニ)」:丁寧で少しかしこまった呼び方
「어머니」は、より丁寧に「母上」や「母様」に近いニュアンスを持つ表現です。
大人になった子供が、自分の母親をあらたまって呼ぶときや、他人に自分の母を紹介する際にも用いられます。
また、友達や知人の母親に対して礼儀正しく呼ぶ場合にも「어머니」が使われることがあります。
「어머님(オモニム)」:最上級の尊敬を表す呼び方
어머님は、さらに尊敬度が高い表現です。
たとえば、婚約者や配偶者の母親を呼ぶときや、ビジネスなどで相手の母を紹介される場面などで使われることが多いです。
「님(ニム)」がつくことで、相手に対する尊重や敬意が明確に示されます。
2.「母親」以外の家族呼称もチェック
韓国語では、家族を呼ぶ言葉が多彩で、性別・年齢差によって細かく変わります。
「お母さん」を使いこなせるようになったら、他の家族呼称にも目を向けると、より豊かな会話が楽しめます。
- お父さん:
아빠(カジュアル)/
아버지(丁寧)/
아버님(より尊敬) - 兄(男性が呼ぶ):
형 - 兄(女性が呼ぶ):
오빠 - 姉(男性が呼ぶ):
누나 - 姉(女性が呼ぶ):
언니 - 弟・妹:
동생
3.具体的な例文:お母さんに関する韓国語フレーズ
「엄마」を使う場面(カジュアル)
- A: 엄마, 배고파!
(お母さん、お腹すいた!) - B: 금방 밥 해줄게.
(すぐにごはん作ってあげるね。)
「어머니」を使う場面(丁寧)
- A: 어머니, 안녕하세요?
(お母さん、こんにちは。) - B: 그래, 잘 지내니?
(ええ、元気にしているの?)
「어머님」を使う場面(最敬語)
- A: 어머님, 건강은 괜찮으세요?
(お母様、ご健康は大丈夫ですか?) - B: 걱정해줘서 고마워.
(心配してくれてありがとう。)
4.使い分けの注意点:関係性と状況に合わせる
これらの表現を使い分ける際には、下記のポイントに気をつけましょう。
- 「엄마」:
親子間や、親しい仲間内でよく使われる
「ママ」に近い温かいニュアンス。 - 「어머니」:
公的な場面や、大人になっても自分の母を紹介するときに使う
丁寧で礼儀正しいイメージ。 - 「어머님」:
他人の母親や、相手に強い敬意を表したいとき
結婚相手の母を呼ぶときなど、最上級の敬意。
5.「お母さん」と一緒に覚えたい基本フレーズ
母親との会話、または母親を話題にするときに役立つフレーズをチェックしましょう。
- 「엄마, 뭐해?(オンマ、ムォヘ?)」
┗ お母さん、何してるの? - 「어머니께 드릴 선물이 있어요.(オモニッケ ドゥリル ソンムリ イッソヨ)」
┗ お母さん(母上)に差し上げるプレゼントがあります。 - 「어머님은 잘 지내세요?(オモニムン チャル チネセヨ?)」
┗ お母様はお元気ですか?
6.韓国の家族文化と「お母さん」の呼び方
韓国では家族との結びつきが強く、母親を大切にする文化が根付いています。特に年齢や地位に応じて尊敬表現を使い分けることが礼儀とされています。
また、家族全体で「우리(ウリ/私たちの)」を多用するのが特徴で、「우리 엄마」(私たちのお母さん)と言うように、「自分の母」でも「ウリ」をつけるケースが多いです。
7.まとめ:韓国語で「お母さん」を呼び分けるコツ
韓国語で「お母さん」を表すには、「엄마」「어머니」「어머님」などがあり、使う場面や相手との関係性によって選択が異なります。
- カジュアル:엄마(オンマ)
- 丁寧・基本:어머니(オモニ)
- 最敬語:어머님(オモニム)
さらに、家族を呼ぶ言葉全般についても覚えておくと、韓国ドラマや映画、音楽などでの理解が深まるはずです。自分の家庭での呼び方、相手の家庭での呼び方、状況に合わせて適切に使い分けてみましょう。
それでは、今日からさっそく韓国語で「お母さん」の呼び方を使ってみてください。言葉だけでなく、敬意や親しみもいっしょに伝えられるよう、上手に活用してみましょう!