こんにちは、15韓国語の編集長で韓国語ネイティブの『ナ先生』です。
みなさんは韓国語で「子供」をどのように表現するかご存知でしょうか。日常会話やメディアのなかで、さまざまな呼び方を耳にすることがあるかもしれません。本記事では、「아이」や「어린이」など、韓国語で子供を指す単語の意味や使い分け、子供向けの便利フレーズを幅広くご紹介します。
1.韓国語で「子供」を指す基本の単語
「아이(アイ)」と「어린이(オリニ)」の違い
韓国語には子供を指す主な単語として「아이」と「어린이」の2つがあります。どちらも「子供」を意味しますが、使われる文脈や年齢のイメージが異なります。
韓国語 | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
아이 | アイ | 子供(広義に使われる) |
어린이 | オリニ | 子供(主に4〜13歳の子を指すことが多い) |
아이は幅広い年齢層の子供を示し、新生児や幼児から中学生くらいまでのイメージでカバーできます。一方어린이は、幼稚園児から小学生くらいの年齢層をメインに指す語感があります。公式な書類や放送では「어린이」が使われることが多いです。
2.自分の子供を言う時や複数の子供を指す場合
「우리 아이(ウリアイ)」:親しみを込めた言い方
韓国語には「우리 아이」という表現があります。
「우리」は「私たちの」という意味ですが、自分の家族や自分のものを言う時にも自然に使われます。
子供を指す場合は「우리 아이(私の子供)」というニュアンスになり、親しみが込められた表現です。
複数の子供を指す「아이들(アイドゥル)」
子供が複数いる状況では「아이들」を使います。たとえば「아이들이 뛰어놀고 있어요」(子供たちが走り回って遊んでいます)のように表現できます。
3.子供向け韓国語フレーズ:遊びや日常会話で使える表現
子供とコミュニケーションを取る際に使える、簡単な韓国語のフレーズをいくつかご紹介します。
- 숙제 했어?(宿題は終わった?)
- 뭐 먹고 싶어?(何が食べたい?)
- 나랑 놀자!(一緒に遊ぼう!)
- 좋은 꿈 꿔(いい夢見てね)
- 아프면 말해줘(痛かったら教えてね)
遊びのシーンだけでなく、食事や睡眠、健康に関するフレーズも覚えておくとコミュニケーションが円滑になります。
4.韓国の子供の日「어린이날(オリニナル)」
5月5日は子供を祝う特別な日
韓国では毎年5月5日が「어린이날」です。
子供を大切に思う文化が反映されており、この日は祝日として子供たちが中心に楽しめるイベントが開催されます。
家族や親戚と一緒に外出したり、プレゼントをあげたりするのが定番の過ごし方です。
5.子供に関する韓国語を使った会話例
実際の会話を通じて、子供に関する韓国語表現をどのように使うかイメージしてみましょう。
- A: 아이들이 몇 살이에요?
(お子さんたちは何歳ですか?) - B: 우리 아이는 다섯 살, 그리고 어린이는 열 살이에요.
(うちの子は5歳で、もう一人の子は10歳です。)
- A: 애들이 뭐 하고 놀아요?
(子供たちは何して遊んでますか?) - B: 공원에서 공놀이하고 있어요.
(公園でボール遊びしてますよ。)
6.地域による呼び方の違いはあるのか?
基本的には「아이(アイ)」と「어린이(オリニ)」が広く通用しますが、方言が強い地域では別の言い回しが存在することもあります。とはいえ、標準語としての「아이」「어린이」は全国どこでも理解されるので、まずはこれらをしっかり覚えておきましょう。
7.まとめ:韓国語で「子供」をスムーズに表現しよう
韓国語で「子供」を表す主要単語は「아이」と「어린이」で、実際には年齢や場面に応じて使い分けられています。さらに、「우리 아이」「아이들」という形で親しみを込めたり、複数形にしたりすることが可能です。
子供と接するシチュエーションでは、簡単なフレーズを覚えておくと円滑なコミュニケーションに役立ちます。
韓国の文化として、5月5日の「어린이날(オリニナル)」も覚えておくと、韓国にいる子供たちの生活や行事に対する理解が深まるでしょう。
これで韓国語で子供を表現する際に迷うことなく話せるようになるはずです。
ぜひ、日常生活や旅行先などで活用してみてくださいね!