こんにちは、15韓国語の編集長で韓国語ネイティブの『ナ先生』です。
「少し」や「ちょっと」といった表現は日常会話からビジネスシーンまで、あらゆる場面で大活躍しますよね。韓国語でも「少し」を表す言葉は複数あり、使う場面やニュアンスによって選び方が変わります。
今回は、その中でも特によく使われる単語・フレーズをまとめてご紹介します。これを読めば、韓国ドラマや映画で耳にするあの言い回しの意味が分かるようになるかもしれません。ぜひ最後までお付き合いください!
1. 韓国語で「少し」を表す基本的な単語
まずは、最もよく使われる代表的な単語をチェックしましょう。日常会話で見かける頻度も高いので、真っ先に覚えておくと便利です。
1-1. 조금(チョグム)
조금(チョグム)は「少し」「少量」「わずか」を意味する、非常にオーソドックスな単語です。日本語の「少し」に近く、日常生活からビジネス文書まで幅広く使われます。数や量を具体的に示さないまま「少量」であることを伝えられる便利な表現です。
- 조금만 기다려 주세요
┗「少し待ってください」 - 조금 더 주세요
┗「もう少しください」
1-2. 좀(チョム)
좀(チョム)も「少し」を表す単語ですが、조금に比べるとやや口語的で柔らかい印象を与えます。友達との会話や軽いお願い事をするときに使いやすい表現です。ビジネス文書など改まった場では조금を使う方が無難でしょう。
- 좀 도와줄래?
┗「ちょっと手伝ってくれる?」 - 이 문제 좀 봐주세요
┗「この問題、少し見ていただけますか?」
2. 「少し」を意味するその他の表現
つぎに、状況やニュアンスが少し異なる単語をご紹介します。時間的な「少し」なのか、味や感覚を示す「少し」なのか、文脈によって使う言葉が変わってきます。
2-1. 잠깐(チャムカン) と 잠시(チャムシ)
잠깐(チャムカン)と잠시(チャムシ)はいずれも「少しの間」「ちょっとだけ」というニュアンスを持ち、主に時間を表す際に用いられます。
잠깐は口語的でカジュアルな響きがある一方、잠시は比較的フォーマルな印象です。
- 잠깐 나갔다 올게요
┗「ちょっと外に出てきます(すぐ戻ります)」 - 잠시 후에 다시 연락드리겠습니다
┗「少し後に改めてご連絡いたします」
2-2. 약간(ヤッカン)
약간(ヤッカン)は「少々」「いくばくか」を意味し、分量や程度の少なさを表します。他の「少し」を意味する単語と比べて、さらに少ない(控えめな)ニュアンスを出したいときに便利です。また、味や感覚など、曖昧な量を示す場面でよく使われます。
- 약간 짜네요
┗「ちょっと塩辛いですね」 - 약간 부족한 것 같아요
┗「少し足りないように思います」
3. 「少し」の使い分けをマスターしよう
では、조금/좀/잠깐/잠시/약간のどれをどのように選べばいいのか、迷うこともあるかと思います。以下のポイントを押さえれば、より自然に使い分けられるでしょう。
3-1. カジュアル or フォーマル
- 조금: 比較的フォーマルでも使える
- 좀: 口語的でフレンドリー
- 잠깐: カジュアルかつ時間を示す
- 잠시: フォーマルかつ時間を示す
- 약간: 量や程度をやや控えめに表す
3-2. 「時間」か「量・程度」か
- 잠깐/잠시: 「時間が少し」の場面に特化
- 조금/좀/약간: 量・程度を指すときも使える
4. 実践フレーズ:日常からビジネスシーンまで
実際の会話で使えそうな例文をシーン別に挙げてみます。自分の生活シーンに近いものを選んで、ぜひ声に出して練習してみてください。
4-1. 日常生活での「少し」
-
조금만 기다려 주세요
┗「少し待ってください」 -
좀 도와줄래?
┗「少し手伝ってくれる?」 -
약간 불안해요
┗「少し不安です」
4-2. ビジネスシーンでの「少し」
-
잠깐 시간 괜찮으세요?
┗「ちょっとお時間よろしいでしょうか?」 -
조금 더検討したいのですが(※日本語箇所は自分の発話として)
┗ 韓国語で言い換える場合:「조금 더 검토하고 싶습니다」など -
이 문서는 약간 수정이 필요합니다
┗「この書類は少し修正が必要です」
5. 「少し」の派生形でニュアンスをさらに広げる
少しを表す単語には、さらに派生形や複合形があります。これらを活用すれば、表現力が一段とアップ。
5-1. 조금씩(チョグムシク)
「조금씩」は「少しずつ」「徐々に」という意味で、段階的に進行するニュアンスを表します。
- 조금씩 한국어가 늘고 있어요
┗「少しずつ韓国語が上達しています」
5-2. 조금만(チョグムマン)
「조금만」は「少しだけ」「もうちょっと」を意味します。上記の例にもあったように、待ってもらうときや量を調整するときに便利。
- 조금만 더 주세요
┗「もうちょっとだけください」
6. 学習テクニック:マスターするコツ
せっかく覚えた表現も、使わないとうまく身に付きません。日常のちょっとした場面やSNS投稿などで積極的に使ってみましょう。
6-1. 繰り返し音読・録音
フレーズを声に出して言ったり、録音して聞き返すことで発音やリズムを身につけます。発音に不安があるなら、オンラインでネイティブの発音例を聞き比べてみると効果的です。
6-2. 韓国ドラマや映画の台詞チェック
ドラマなどで「少し」「ちょっと」を示す表現が出てきたらチェックしましょう。字幕と照らし合わせながら学ぶとリアルな用法が頭に入ります。
6-3. ノートやアプリでメモする
使えそうな例文や気になった表現はその都度メモしておき、隙間時間に見返す習慣をつけると忘れにくくなります。
7. まとめ:多彩な「少し」を使いこなそう
韓国語で「少し」を表す表現は、조금(チョグム)と좀(チョム)が基本ですが、잠깐(チャムカン)や잠시(チャムシ)、약간(ヤッカン)など、意味やニュアンスが微妙に違う単語も数多く存在します。
時間を指すのか、量を指すのか、フォーマルなシーンか口語か、といった面で使い分けるとより自然な韓国語に近づきます。
ぜひ本記事で紹介したフレーズや例文を参考に、実際の会話や作文で活かしてみてください。継続して使いこなすうちに、あなたの韓国語表現力がぐっと広がるはずです。次回の学習もお楽しみに!